世界史上最悪の刑事「紅林麻雄」について語っていく
紅林は静岡県に生まれ、そのまま静岡県の刑事となる
今で言うキャリア組のエリートで刑事課務めだった紅林
さっそく浜松連続殺人事件を解決に導き、表彰される
フラグとなる書き方になるが、この殺人事件の解決については特に問題点は見つかっていない
戦前はコイツみたいのが普通だったという恐怖
彼を語る上ではいくつかの大きな事件を主軸にしていく
まず幸浦事件
最初に犯人として逮捕されたのは二人の男
彼らは窃盗により別件で逮捕された
そこに紅林の伝家の宝刀となる拷問取り調べが開幕した
誰でも良いから犯人を捕まえねばならん
という気の狂った正義感
紅林は別件逮捕された二人の取り調べを請け負うと、
焼いた火箸を耳に突っ込む、殴る、蹴る、髪の毛を掴んで引き回す、
水攻め等を駆使し、「幸浦事件は私がやりました」と自供書を書かせた
そして二俣事件
この事件は赤ん坊を含む4人が自宅で殺害されるという非常に凶悪なモノだった
一刻も早く犯人が検挙されなくてはならない
そこで、当時マスコミにも名刑事と褒め称えられていた紅林の登場である
冤罪事件起こしまくった人か
戦前のお巡りとかそんなもんやったんやろな
これまた18歳の少年が別件逮捕
そこに紅林の伝家の宝刀が炸裂
水攻めや10時間連続の取り調べなどを駆使して「二俣事件も私がやりました」と自供させる
しかし裁判になって死刑が求刑されると少年は一転、無罪を主張
事件があった現場には置き時計があり、犯人と被害者が格闘した際に電池が抜けて止まった、
つまり「事件時刻ちょうどに停止した時計」という、なんとも好都合な証拠品があった
そしてその時計が示した時間に逮捕された少年がなにをしていたかというと、
アルバイトをするべく面接を受けており、バッチリ証人だらけのアリバイがあるのである
安価でつくった犯罪者かと思ったら実在するんか…
>>15
犯罪者を捏造した刑事やぞ
しかし紅林さん、そんな事ではめげない
逮捕された少年の部屋に古本屋で集めた推理小説を持ち込んで、
その少年は「推理小説マニア」という既成事実をでっちあげた
何という手口
その中に似たシチュエーションで時計を操作して犯行時刻を撹乱する犯人が登場するパレットナイフ殺人事件なる小説があり、
「その少年を模倣した」という主張を繰り出す
まさに孔明もびっくりの奇手
しかしここに1つの希望が
なんと警察内から紅林の自白共用についての密告があった事を弁護側が主張したのである
こいつの確立した手法が未だ日本警察で用いられているという恐怖
ところが紅林はそんな逆風にもビクともしなかった
密告した警察官を速攻で炙り出すと、その警察官を「精神病棟に監禁」
担当医師ももちろんグルであり、その警察官の精神鑑定を「恣意的健忘症、痴呆症、精神薄弱」とデッチ上げ
みごと自白共用の証言も叩き潰したのである
>>21
どんな逆境もはねのけるのかっこE
何でそんな権力持ってるんや
てかアンビリでやりそうなネタと語り口
>>23
裁判所も検察も警察もこいつのでっちあげたもん採用すると糞楽やからやで、なぜなら全部でっちあげだから好き勝手都合よく変えられるから放置や
>>23
もうやったんだよなぁ…
>>32
マジか
>>34
二俣事件回が有ったからな
そもそもこの少年の犯人説には無理が有り過ぎ、
・だいいち決定的なアリバイがある
・犯人が残したとされる指紋にも一致しねぇ
・犯人が残したとされる足跡と少年の足サイズが3センチも違う
・そもそも凶器のナイフを少年が持っていた証拠が何も無い
ガバガバやんけ
コイツは非道、裁判所は無能
それに対し紅林は、
その都度お得意のアレで自供書を書かせ、
のべ3度の自供書を提出
ええ、本当にそれ以外何も出てこない
酷すぎて草も生えん
流石に世間体的にも無理があったらしく、裁判の結果は死刑求刑を棄却する形で、無罪判決となった
なんのためにそこまでして犯人にしたがる
直感を信じて疑えないから?
それとも手柄のため
>>33
楽やからやで
>>33
楽で手柄も貰えるからや
驚くべきはなんとここまで7年かかったという事実である
7年も元少年は無実の罪で逮捕され、裁判ごとに拷問されていたのだ…
アリバイとか証拠を握りつぶして
拷問と家族への嫌がらせ果ては餓死寸前まで追い込んで飯食わせてやるかわりに自白しろやで
悪魔も裸足で逃げ出すド畜生
>>38
内部告発してきた刑事の家燃やしてその刑事の子どもを拷問して犯人にでっちあげるとかいうフィクションでもお目にかかれない畜生
>>43
事実は小説より奇なり
名前中二やん
そして紅林の伝家の宝刀は小島事件でも輝いた
深夜に女性が斧で惨殺された事件
これまた犯人特定になかなか繋がらない
地元の名物刑事紅林がやってのけたこととは…
なんと通りすがりの男性を逮捕した
>>42
ファ!?
>>42
えっ何それは
>>42
おいおいくそッ!…じーじす!
この男性はとてもビンボーで、弁護士を雇っても弁護料を払える保証が無かった
そのため紅林は「自分のツテから被疑者に弁護士をあてがう」というアクロバットを敢行しようとしたのである
息をするように悪魔の発想を実行していく屑
ダーティハリーなんやろか?
>>50
ダーティハリーに謝れ
>>50
ダーティハリー見てないやろ
>>68
ダーティハリー症候群のことな
>>73
ダーティハリーもダーティハリー症候群も手っ取り早く犯人でっちあげる汚職警官なんて意味ありませんけど
ちなみに続編のキャラハンの敵は汚職警官
なんやこのスレ…
珍しく丁寧な囲い込み
それもそのはず
・そもそも目撃された犯人らしき影と体格も合わない
・目撃された犯人の髪型が短髪なのに、被疑者おもっきりロン毛
・動機もあるわけ無い
そう、マトモな弁護士がついたら有罪になんてならないのである
捏造には熱心に知恵絞るのになんで人選はそんなに適当なんや
有罪にしたかったんやろ
しかし世には凄い人も居るもので、「弁護料いらんから俺がやるわ」というHEROのような弁護士が登場
紅林さんはあれこれ難癖をつけてその弁護士の弁護資格を剥奪しようとするも、効果無し
そら(弁護士資格は)そう(簡単には剥奪できないわ)よ
結果的に男性は無罪が言い渡され、ハッピーエンド
しかし、その裏では…
なんや……
気になるやんけ…
前述した、「紅林の拷問捜査を密告した刑事」のその息子が逮捕されたのである
えー
罪着せやがったなこいつ
何がどうなったらそうなんねん
自宅に放火したとされ逮捕された息子クン
「そもそも何で自宅に火をつける必要が?」というもっともらしいツッコミもなんのその
紅林さんは得意の拷問取り調べを敢行
家を燃やされ拷問まで受けるとか
しかし秘密裏に動いていた別の刑事が、その放火の真犯人を逮捕
「紅林から現金を受け取った」という証言をしたらしい
ええ、らしいのです
頭おかしいわこの刑事どうなったんかな
その犯人は逮捕された後に謎の釈放
しかもその後に「行方不明」になりました、とさ
>>78
ヒエッ
アリバイ崩しの捏造しまくったら真犯人ウハウハなだけやけど
警察としてはそれでええの?
>>81
「真犯人」じゃなくて「犯人」を捕まえればええんやろ
正義も糞もないが
かくして「紅林さんが現金でヒットマンを雇い、警察官の自宅を燃やさせた」という凄まじいシナリオが証明される事はなく、闇に葬られた
楽に出世したかったとかもあるのかも知れんが
なんか快楽殺人的な狂気や悪意も感じる
その後、小島事件で逮捕された男性が2度目の無罪判決を受けて大喜び
はい、もちろん窃盗の件も嘘でした
「一人で2つの冤罪」というミラクルを達成
どうせ幸浦事件のときも同じ手だったんだろうけど
そして伝説は島田事件へ
こんなカスでも一つくらい良いエピソードはないんか
>>91
ない
>>92
一個ぐらいはあるやろ、ワイは信じてるで
>>91
世間と警察から批判されて悲しくなってやめざるを得なかった
冤罪バレても全くお咎めなしなの怖い
行方不明の女児が山中で死体となって発見されたこの事件
一刻も速い犯人逮捕が急がれる…!
大丈夫、ぼくらには紅林さんが居る
>>96
(アカン)
>>96
まーたやっちまったのか
読ませる文章やな
生まれたとき家族を喜ばせた
くらいしか思いつかない
市民に迅速に安心感を与える有能という見方もできるやろ(震え声)
>>100
安心感は与えても安全は脅かす模様
>>100
真犯人「やったぜ。」
なお事件が続き再び人死んでも紅林は犯人から金銭を受け取ってるので逮捕せず無関係の近所のやつ拷問して自白させる模様
>>108
うーんこの
今でもこの手の悪党はワイらの知らん世の中のどこかで
元気に活躍してるんやろなぁ
今度はキチンと周到に立ち回ろうと、
デッチ上げの犯人は前科者の中からピックアップ
やがて赤堀という男が逮捕された
>>102
思考がもう草
プロやん
この赤堀は窃盗で2度の逮捕歴があり、今度はバッチリ、デッチ上げられるぜ!と紅林さんはドヤ顔
ヤバいのに出くわしてもうた
気になって寝られへん
>>111
ワイもやオールするしかないンゴ
紅林麻雄VSアルバート・フィッシュ
ファイ
>>112
最強の殺人鬼と最強の冤罪刑事がタッグを組んだ!
>>112
さすがにアルバート
ところが、その大活躍に嫉妬したとある政治家が、
その赤堀に自前の弁護士をあてがうという暴挙を敢行
正に権力の暴力………!
紅林さん、ピンチ………!
冤罪を故意に作った刑事ってなんかの罪に問えるんかな
>>117
ていうかこんだけやらかしてて世論はどうやったんやろか
さすが政治家つきの敏腕弁護士、若手の弟子とタッグを組み、
鮮やかに静岡県警内部から紅林のヤバイ取り調べについての証言を集めだす
紅林さんは片っ端から警察官を「精神病棟にぶち込む」という素晴らしい対抗策を弄するも、
それでも追いつかない
まあ、晴れて赤堀さんは無罪になったわけやけど
>>130
良かったンゴねぇ
こいつのその後教えてクレメンス
その紅林の息子がつい15年前まで現役の警察重役でしたという爽快エピソードを置いて去ります
>>136
うっそだろそれ!!!!
最後まで救いがなくて草
えぇ…(困惑)
諸々の事件の真犯人達もドン引きやったろなぁ
>>149
賄賂貰って見逃していたらしいわ
もう一つ追加しておけば…
冤罪事件となった袴田事件
これは紅林の部下だった刑事が師の教えを忠実に守った成果だったもよう
時間を超えて置き土産をしていく凄まじさよ…
>>150
美しい師弟愛の物語やね(錯乱)
今でもこんな事やっとるんか?
日本警察が未だにこんなんなら
上手く立ち回れば人殺しても捕まらずに済みそうやな
>>155
実際和歌山のヒ素カレーは物的証拠何もないのに死刑やで
少なからず今でもこうなんやろなあ
マスコミも国民も逮捕された被疑者を叩けば絶頂射精完了やから
裁判で多少バレて無罪になっても問題にならんし
初めて知ったわ
引用元:世界史上最悪の刑事「紅林麻雄」について語っていく
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